レンタルサーバー見直しポイント、教えます
前回は、サーバーの定期的な見直しをおすすめしました。しかし、「サーバーを見直した方がいいのは分かったけれど、現在のサーバーが良いか悪いかよくわからない。」という声も多いのではないでしょうyか。
そこで、今回は、レンタルサーバーの見直しポイントについてお伝えします。
サーバーを判断する上で、料金だけでなく運用のしやすさやセキュリティ面も重要です。
現在では、多くのサーバーが標準対応している機能もありますが、古いサービスでは未対応のケースもあります。判断基準の1つとして、現在のサーバーが以下の条件に当てはまるサーバーである場合には、サーバーの見直しを積極的に検討されることをおすすめします。また、これから新しく契約する場合にも避けた方が良いでしょう。
⚫️メールアドレス追加が有料
企業サイトでは、
- info@会社名
- contact@会社名
- recruit@会社名
など、複数のメールアドレスを利用するケースが一般的です。
そのため、メールアドレスの作成が有料のサーバーは運用コストが増えてしまいます。
現在のレンタルサーバーでは、メールアドレスはほぼ無制限に作成できるサービスが一般的です。
⚫️無料SSL(https化)が提供されていない
現在のWEBサイトでは、SSL(https通信)は必須です。
SSLが導入されていないサイトは
- ブラウザに「安全ではありません」と表示される
- SEO評価にも影響する
といった問題があります。
現在は Let’s Encryptなどの無料SSLが標準提供されているサーバーがほとんどなので、
無料SSLに対応していないサーバーは避けた方が良いでしょう。
⚫️管理手続きが「紙の書類」
昔からあるサーバー会社では、
- 解約
- 契約変更
- ドメイン移管
などの手続きが書類郵送での申請になっている場合があります。
現在では、
管理画面から数クリックで手続きできる
のが一般的です。
運用の手間を考えると、オンラインで手続きが完結するサーバーを選ぶことをおすすめします。
その他にも確認しておきたいポイント
さらに、以下の点もサーバー選びでは重要です。
⚫️自動バックアップがあるか
万が一のトラブルに備えて、
サーバー側で自動バックアップが取られているかは非常に重要です。
最近のレンタルサーバーでは、
- 毎日バックアップ
- 数日〜数週間保存
といった機能が標準装備されていることが多くなっています。
⚫️PHPの最新バージョンに対応しているか
WordPressなどのCMSは、
新しいPHPバージョンほど高速で安全になります。
そのため、
- 最新PHPに対応
- 管理画面から切り替え可能
といった環境が整っているサーバーが望ましいでしょう。
⚫️管理画面が使いやすいか
サーバーの管理画面は、
サイト運営者が頻繁に使う部分です。
- WordPress簡単インストール
- ドメイン設定
- メール設定
などが直感的に操作できるサーバーの方が、運用が圧倒的に楽になります。
中小企業サイトにおすすめのサーバー3選
最後に、おすすめのレンタルサーバーをいくつか紹介しておきます。
中小企業のコーポレートサイトや店舗サイトの場合、扱う個人情報はお問い合わせフォーム程度というケースがほとんどです。
そのような用途であれば、国内で実績があり、安定性・速度・セキュリティのバランスが良い以下のサーバーがおすすめです。
① さくらのレンタルサーバ
国内でも長年の実績がある老舗サーバーです。
- 安定した運用実績
- シンプルで信頼性の高い環境
- 企業サイトでも安心して利用できる
長く使われているサービスで、安定性を重視する企業サイトに向いています。
② エックスサーバー(Xserver)
現在、国内で最も人気のあるレンタルサーバーの一つです。
- 表示速度が非常に速い
- WordPress運用に強い
- 自動バックアップなどの機能が充実
SEOやサイト表示速度を意識する場合は、非常にバランスの良いサーバーです。
③ ロリポップ
コストパフォーマンスの高さで人気のサーバーです。
- 料金が比較的安い
- WordPress簡単インストール
- 初めてのサイト運用にも向いている
なお、WordPressサイトの場合は
「ハイスピードプラン」以上を選ぶと快適に運用できます。
サーバー選びは「用途に合うもの」が重要
今回ご紹介したサーバーは、いずれも
- 表示速度
- セキュリティ
- WordPress対応
といった点で十分な性能を持っています。
大規模なECサイトや大量アクセスがあるサイトでない限り、
中小企業のコーポレートサイトや店舗サイトであれば、これらのサーバーで問題なく運用できます。
大切なのは、用途に合ったサーバーを選び、定期的に見直すことです。
もし現在のサーバー契約を長く見直していない場合は、
この機会に一度チェックしてみることをおすすめします。
サーバーは「長く使うインフラ」
WEBサイトは、数年〜10年以上運用されることも珍しくありません。
そのためサーバーは、
単に安いものを選ぶのではなく
- 運用のしやすさ
- セキュリティ
- 安定性
といった点も含めて検討することが重要です。
今回ご紹介した
- さくらのレンタルサーバ
- エックスサーバー
- ロリポップ
などは、これらの条件を満たしており、
中小企業のコーポレートサイトや店舗サイトでも安心して利用できるサービスと言えるでしょう。